子どもが小さい頃に知っておきたかったこと|豊田市で子育てしてきた私の本音

目次

子どもが小さい頃に、私が本当に知りたかったこと。

豊田市で子育てをしてきた私が、今だから思うこと。

子どもが小さかった頃、知りたいことが本当にたくさんありました。

豊田市にはどんな公園があるの? 雨の日はどこで遊べる? 子育て支援センターはどうやって利用するの? 一時保育って誰でも使えるの?

知らない土地で子育てを始めた私にとって、地域の情報はとても大切なものでした。

でも、今振り返ってみると、私が本当に知りたかったのは、公園やサービスの情報だけではなかったように思います。

「子育てで、本当に大切なことって何だろう?」

きっと、それが一番知りたかったことでした。

「やった方がいいこと」が多すぎる

子どもが生まれると、突然、たくさんの「やった方がいいこと」に囲まれます。

絵本を読んであげた方がいい。

外遊びをたくさんさせた方がいい。

同じ年齢の子どもと遊ばせた方がいい。

子育てサークルにも参加した方がいい。

早寝早起き、栄養バランス、習い事、生活習慣。

どれも子どものためを思ってのアドバイスです。

でも、全部を頑張ろうとすると、一日がいくらあっても足りません。

それに「やった方がいいこと」と「やらなくてはいけないこと」は違うはずです。

子どもの健康や安全に関わることと、周囲の人がなんとなくやっていること。

本当は重要度が違うのに、初めての子育てでは、その違いさえよくわかりませんでした。

誰かに、優先順位を教えてほしかった。

何を大切にして、何はそこまで頑張らなくてもいいのか。

それがわかるだけで、ずいぶん気持ちが楽になったのではないかと思います。

みんながやっていることは、私もやった方がいいの?

地域で子育てをしていると、周囲のお母さんたちの存在が心強い一方で、気になることもあります。

みんなが参加している子育てサークル。

みんなが通わせている習い事。

みんなが知っている地域の行事。

「みんなやっているみたいだけど、私もやった方がいいのかな?」

そんなふうに考えることがありました。

特に、地元ではない場所で子育てをしていると、地域の当たり前がわかりません。

参加しないと子どもが困るのではないか。

私だけ知らないことがあるのではないか。

そんな不安もありました。

でも、今なら思います。

地域の子育て情報は、みんなと同じことをするためではなく、自分たちに合う選択肢を増やすためにあるのだと。

子育てサークルが楽しい親子もいれば、公園でのんびり過ごす方が好きな親子もいます。

習い事を楽しむ子もいれば、家で好きなことに夢中になる子もいます。

周りと同じでなくても、子どもが安心して成長できる環境はつくれるはずです。

「ママ」になった私は、どこまで「私」でいていいの?

子どもが生まれたとき、私は母親になりました。

それは大きな喜びでした。

でも同時に、それまで当たり前だった自分の自由が、少しずつ遠くなっていくようにも感じました。

行きたい場所に行く。

好きな時間に出かける。

勉強する。仕事をする。友達と会う。

そんな何気ないことにも、子どもの予定や体調、家族の都合を考えなくてはならなくなりました。

もちろん、子どもが小さい間は我慢しなければならないこともあります。

それはわかっていました。

でも、どこまで?

母親になった私は、自分のための時間をどれくらい持っていいのでしょう。

自分の好きなことを優先したいと思うのは、わがままなのでしょうか。

子どもを誰かに預けて出かけることに、理由は必要なのでしょうか。

当時の私は、そうした疑問に対する自分なりの答えを持っていませんでした。

今なら、母親が自分の時間を持つことも、家族の暮らしの中で大切にされていいと思います。

けれど、それを実現するのは簡単なことではありません。

預けられる人がいるか。利用できるサービスがあるか。家族の理解があるか。費用はどうするか。

自由を持ちたいという気持ちだけでは、解決できないこともたくさんあります。

だからこそ、地域の子育て支援は、子どものためだけではなく、親が自分の人生を大切にするためにも必要なのだと思います。

数年後の自分なんて、想像できなかった

子育てをしていると、将来について考えたり、計画したりする機会が増えます。

何歳になったら保育園に入れる?

仕事はいつ再開する?

これからどんな暮らしをしたい?

でも、子どもが小さかった頃の私には、数年後の自分なんて、なかなか想像できませんでした。

子どもが突然熱を出す。

初めて聞く病名を医師から告げられて、不安になる。

予定していたことが、思いどおりに進まない。

妊娠、出産、仕事、家族の生活。

人生の大きな選択なのに、自分一人では決められないことがたくさんありました。

その日のことで精いっぱいなのに、何年も先のことを考えなければならない。

そんな毎日でした。

子育てと自分の人生を両立する方法を、早く見つけなければいけないような気持ちになることもありました。

でも今は、将来の自分が想像できない時期があってもいいと思っています。

子どもも変わるし、家族も変わる。そして、私自身の考え方も変わっていきます。

今の自分が、何年後の自分の答えまで決めなくてもいい。

その時々で考え、選び直していくこともできるのだと思います。

子育てに必要なのは、情報の量だけではない

私は今、豊田市の地域情報をブログで発信しています。

公園や子育て施設、行政サービスなど、子育て中に知っていると便利な情報はたくさんあります。

かつての私も、そんな情報に何度も助けられました。

だからこそ、必要な人に届くように紹介していきたいと思っています。

でも、それだけでは足りないのかもしれません。

情報がたくさんあっても、何を選べばいいかわからない。

周囲の人たちが楽しそうに子育てをしていると、自分も同じようにしなくてはと思ってしまう。

子どもを大切にしたい。でも、自分の人生も大切にしたい。

そんな気持ちを抱えている人もいると思います。

子育ての正解を一つに決めることはできません。

ただ、何が必要で、何が選択肢なのか。どんな支援があって、どんな生き方があるのか。

それを知ることは、自分らしい子育てを考える助けになるはずです。

あの頃の私に伝えたいこと

もし、子どもが小さかった頃の自分に何か伝えられるとしたら。

「もっと頑張って」とは言わないと思います。

「みんながやっていることを、全部やらなくてもいいよ」

「わからないことは、誰かに聞いていいよ」

「子どもと同じくらい、自分の人生も大切にしていいんだよ」

そんなことを伝えたいです。

ただ、当時の私がその言葉を聞いたとしても、すぐには納得できなかったかもしれません。

実際に子どもを育てながら、いろいろな経験をして、少しずつ自分なりの答えを見つけてきたからです。

子育てに必要なのは、誰かの正解をそのまま受け取ることではなく、自分や家族に合う答えを考えていけることなのかもしれません。

そして、そんな選択を支えてくれる人や場所が、身近な地域にあったら。

子育ては、もう少し自由で、楽しいものになるのではないでしょうか。

「とよたのブログ」が、そんな選択肢や考え方に出会える場所になれたらいいなと思っています。

子どもが小さい頃の私と同じように、今、豊田市で子育てをしている誰かに届きますように。


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ブログに書ききれない、豊田の日々の写真をときどき載せています。のぞいてもらえたらうれしいです。

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