友達がいない私の子どもはかわいそう?
夫以外知り合いのいない
愛知県豊田市で
ママ友なんてもちろんまだいない
そんな時に私は「友達がいない」ことを
我が子に申し訳ないような気がしていました。
まだ0歳だった娘は何も思っていなかったと思いますが
「こんなママでやっていけるのか」
私は心の中で小さく焦っていました
けれど
スーパーでレジのお姉さんが
「今日も暑いですね」と声をかけてくれる
駅のホームでおばあさんが
「赤ちゃんかわいいね」と笑ってくれる
仕事をしていた関東での人との関わり方と違う
学生の頃の友情とは違う
でも、ここで出会う
やさしい人たちのまなざしに
救われていると感じることがありました。
散歩の道すがら
「こんにちは」と交わす挨拶
たわいない一言が
私をこの町に繋げてくれる。
地域の人にとっては空気のような挨拶も
その頃の私にとっては大きなものでした。
この空気、この人、この生活に
少しずつ愛着が芽生えて
豊田にいることを
前向きに捉えるようになりました。
友達がいないママでごめんね、なんて
思わなくなったのも
その頃です。
